それでは、8人の呪巫女(シャーマン)さん達の紹介をしたいと思います。
1.不死娘(フシメ)
呪巫女部隊のリーダー。
名前の通り「不老不死」の能力があり、死んでも若返って蘇ります。
その際、処女膜も再生されるとのこと(わざわざ、この辺に言及する
あたり、永井豪作品らしくて良いです)
作品の序盤で、彼女に予知能力があるとの記載があったのですが、
作品中盤以降ではその能力に対する言及はありません。
ムー四剣士と対峙する不死娘(フシメ)
2.匂女(ニオメ)
色香で男を魅了する能力を持つ。
全身から甘い香りを放ち、その香りを嗅いだ男は欲情が掻き立てられ、
我を忘れてのぼせてしまう。
さらに、終いには匂女の虜となり傀儡してしまう。
その能力を活かし、ドラゴニア軍の侵攻先の国に乗り込み、その国の
将軍に術をかけて、その陣容を聞きだしたりしていました。
割と作品の前半で活躍した呪巫女さんです。後半はあまり活躍する場面は
ありません。
降伏をしてきた国の王子をたらし込み、見せしめのためドラドに処刑させる匂女
3.魅魂(ミコン)
他人の意識に介入し、その人の行動を操ったり幻覚を見せたりする能力がある。
同性愛者らしく、捕らえてきた薫とソニアの意識を操り、二人にレズ行為をさせ、
かつ、自分も彼女達の快感を味わいメロメロになってしまうエロい呪巫女さん。
陰陽(オンミョウ)と共にソニアを呪巫女に育て上げる。
エルドの背後に回る魅魂(上)さん。手前に居るのは陰陽さん。
4.陰陽(オンミョウ)
男女問わず、変装(変身)する能力がある。
セト国の王女ソニアに変身し、セト国の王ナラトの暗殺を企てたり、
そのナラトに変身し、ヤマト暗殺も企てる(残念ながら両方失敗)。
両性具有者で、女性としては大柄。
猫のような敏捷さを持ち、エルドからは化け猫と呼ばれる。
魅魂に操られた薫とソニアのレズ行為を見て、強い嫉妬を抱き、
二人の間に割って入ろうする。
5.八蜘蛛(ヤグモ)
蜘蛛のような能力を持つ。
「秘められし神櫃」を奪うため、スオウ国の王オシミを襲撃する作戦で活躍。
ただ作中、あまり活躍する場面の無い呪巫女さんです。
6.雄呂血(オロチ)
大蛇に化ける能力のある呪巫女さん。
エルドの囲い者とされていた薫を誘拐したり、その薫自身に変身し、
ヤマト暗殺作戦に参加する。
7.悪知(アチ)
記憶力がすごい呪巫女さん。一旦見聞きした情報は決して忘れることは無い。
ドラゴニアに残る伝承や言い伝えを事細かに覚えている。
常にドラドの傍にいて、ドラドの望み通りに記憶を呼び出している。
(残念なことに悪知さんの挿絵はありません)
8.謎花(メイファ)
元セト国の王女ソニア。
ドラゴニアに捕えられ、魅魂と陰陽に呪巫女として育てられる。
匂女と同じように、花の香りを放ち、男を魅了する。
その能力をドラドに対しても披露。ドラド様も大喜び!
また、体の一部を植物に変化させ、鞭のような武器とする能力がある。
呪巫女としての教育係であった陰陽と心を寄せ合う。
謎花の王女ソニア時代(この挿絵の少女は陰陽が変身したソニア)
薫と戯れるソニア