みかすの日記

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シャーマン離宮 その6 あとがき

シャーマン離宮 あとがき

ブログを描き始めたのは前回記事の直ぐあとなので、ここまで1年半もかかってしまいました。

とりあえず、「ゴッドマジンガー」の放映開始40周年前までにこのブログを公開できた良かったです。

 

このブログを書いたキッカケは、シャーマン部隊を後日譚のマンガで書きたいと思ったことが始まりです。

その原案は以下となります。

#シャーマン(ゴッドマジンガー) 『そのあとのシャーマン』(仮名)の設定 - みかすのイラスト - pixiv

このマンガに生き残ったシャーマンと登場させたいと思いました。

そして、そのシャーマンは「ゴッドマジンガー」の作中に登場していたシャーマンの誰かだったら面白いと思い、登場したシャーマンを詳しく調べ始めました。

その調べの中で登場するシャーマンの個体の整理をしました。それがその3に載せたシャーマン名簿です。

 

ちなみに、声優さんに関しては、同じ個体のシャーマンは同じ声優さんが演じているのでは?

と思い調べ始めました。

ただ結局、「大カラス嬢」を二人の声優さんが演じていたことから、上述のような設定は無いのだと気が付きましたが・・・・

それでも、気になるので声優さんの特定までしました。

シャーマンパレスで言及があった滝沢ロコさんに関してはユーチューブの動画の声から演じていたのは間違いないと感じました。

その他の二人に関しても、おそらく「ゴッドマジンガー」以外のトムス作品に出ている可能性が高いと思いました。

特に声優Aさんは、特徴のある声なので特定がしやすいハズだと思ったのです。

まずは「ゴッドマジンガー」の前後で作られた作品である「キャッツアイ(1期、2期)」を調べ始めました。

しかしながら、「キャッツアイ」では見つけられませんでした。

そのあと、「スペースコブラ」(82年作品)を調べましたが、この作品で簡単に見つかりました。

声優Aの声優と思われる八幡さんは、こんなに解りやすい役を演じていたとは驚きでした。

また、Bの声優さんと思われる大塚さんも「スペースコブラ」で見つかりました。

大塚さんの演じた役は、八幡さんと同様に「スペースコブラ」のスノウゴリラです。
第10話でコブラがスノウゴリラの基地から脱出する際に闘技場のドアを壊しますが、そのドアが壊れた事を隊長に報告する隊員がそれです。

大塚さんの演じたスノウゴリラ

声優特定も時間が掛かりました。最初から素直に「スペースコブラ」を調べれば良かったと後悔しました。

 


原画師に関しては、声優を調べたのだから描いた人も調べるべきと思いました。

また、マンガを描く際に画風を参考にしたいと思いました。

ただ、残念ながら平山先生のマネはとても無理だと今は感じております。

それはともかく、改めてシャーマン部隊のカットを見ると、画風が思ったよりバラバラなのだと気が付きました。

シャーマン部隊に関しては、キャラクターデザインを気にせずに原画師が自由に描いていたような気がします。

 

ここまで、マンガを描きたい話をしておりましたが、たぶん、当分先になります(結局描かない可能性大)。

マンガに関しては、当初、ピクシブに投稿した話で組み立てたいと思いましたが、話が壮大になりすぎて、描くのは無理でした。

それから、生き残ったシャーマンがどういう経緯で生き残ったかをマンガにしたいと思い、それなら描けそうと思っていますが、仕事の関係でしばらくは描けなそうです。

 

あと、本当はブログに書きたかった話題として、小説版のゴッドマジンガーと幻の24話の考察がありました。

以前にも小説版のシャーマン部隊に関してはブログで書いておりますが、そのときはネタバレを避けており、物語の内容には殆ど触れていません。
しかしながら、今は古本としても小説版の入手が困難になっていることから、話の内容にも言及しようと思っておりました。

小説版は全10巻ですが、1巻あたり200ページ程度なのですぐに読めてしまいます。

9巻までは結構面白いのですが、最終巻の10巻に関しては尻切れトンボ気味に終結します。

小説版の不満なところは、結局、ゴッドマジンガーは誰が何の目的で作ったのかほとんど言及がないところ、それに、小説版で争奪対象になる「秘められし神櫃(エルムー)」が何なのかほとんど言及が無いところです。

ゴッドマジンガーに関しては「古代ムー人が作った星間戦争用の最終兵器」といった話だけが出てきますが、古代ムー人はどう運用していたとこ、なんで巨神像になっているか、なんでヤマトにしか操縦できないのか語られないのでモヤモヤした気持ちになります。

「秘められし神櫃(エルムー)」も「古代ムー人の宇宙船」というは話がでてきますが、こちらも多くが語られずモヤモヤします。

なお、小説版の結末はこうです。

「秘められし神櫃(エルムー)」はエルドに奪われます。

エルドはドラドと同様に死を免れない病にかかっており、自分も死ぬのなら地球上の生物も道連れにしようと「秘められし神櫃(エルムー)」を使って地上を破壊しまくります。
結局、「秘められし神櫃(エルムー)」はゴッドマジンガーによって破壊されますが、ゴッドマジンガーも自身も暴走してしまい、地上を破壊しまくります。

ヤマトはアイラと共にゴッドマジンガーもろとも違う次元に飛んでいき地球の破壊を阻止します。

ヤマトと共にムーまで連れてこられたカオル(ヤマトの幼馴染)は一人現代に帰るのですが、現代ではヤマトと呼ばれる少年は誰の記憶にも残っていなかった。

という結末です。

 

それと幻の24話の考察についても、少し述べます。

アニメ版と小説版では物語の展開は大分違うものの、共通した設定も多数あります。

アニメ版は「光宿りしもの」の争奪戦ですが、小説版は「秘められた神櫃(エルムー)」の争奪戦です。

わざわさ、アニメ版と小説版で争奪対象物の名前を変えている事に鍵があると思っております。

ブログ主の予想ではアニメ版でも「秘められた神櫃(エルムー)」と呼ばれる古代ムー人の作った宇宙船が出てくる予定だったのでないか?と思っております。

「光宿りしもの」は「秘められた神櫃(エルムー)」を操作するために必要な道具であり、「光宿りしもの」を腕に付けた者でなければ「秘められた神櫃(エルムー)」を操縦できなかったのではないかと予想しております。

そんな話が24話あたりで語られる予定だったけど、23話までに短縮されたことにより、「秘められた神櫃(エルムー)」自体もカットされたのではと思ったのです。

「秘められた神櫃(エルムー)」が登場するのであれば、ドラドが言う「未来永劫に万物の長になる力」の話とも整合性が取れます。

 

以上です。