2.シャーマン部隊のすべて
シャーマン部隊を解説していきます。
まずは、シャーマン部隊の特徴と装備について解説します。
2.1 シャーマンの全身図
2.2 シャーマン部隊の特徴と装備の解説
(1)シャーマン髪
オレンジの髪は彼女達の特徴の一つである。
劇中では敵のザコキャラであるが、彼女達の髪がゴッドマジンガーの復活に大きくかかわっている。
ゴッドマジンガーが復活するには条件があり、その内容は詩の形でムーの民に伝わっていた。
また、その条件が神殿のレリーフに関りがあることが知られてた。
<ゴッドマジンガー復活の伝承>
未だ生まれぬ子が叫び
月が涙をしたたらせ
獅子のタテガミなびくとき
稲妻猛り闇を裂き
神蘇り給うなれ
復活の条件は第1話で守備隊長ドルトンとシャーマン(ミツメ)が戦っているときに揃うことになる。
条件は次のように揃った。
①「未だ生まれぬ子が叫び」
ヤマトが現代から古代ムーに召喚されることを示している
②「月が涙をしたたらせ」
神殿のレリーフの月の部分にドルトンの血がかかる
(月が涙したように見える)
③「獅子のタテガミなびく」
神殿のレリーフの獅子のタテガミにシャーマン(ミツメ)の髪の毛が降りかかる
(タテガミがなびくように見える)
すなわち、③の条件にはシャーマンが深く関わっていた。
もしかしたら、ゴッドマジンガーの復活の条件としてシャーマンが生贄として必要だったかもしれない!などと想像してみました。
(2)シャーマン目
普通の人間と違い横長の瞳孔であり、シャーマン達の最も顕著な身体的特徴である。
おそらく草食動物の瞳孔と同じく、横方向に視野が広いと思われる。
半面、縦方向には視野は普通の人間より狭い可能性がある。
そのため、劇中では彼女達を悲劇が襲った。
例えば、城壁の上で見張りをしているとき、城壁の真下で自分を狙る敵兵の姿に気が付かなかったり。
天井に張り付いている敵兵に対し無防備だったり。
もし、彼女達と敵として出会ってしまったときは、この弱点を利用すれば勝機があるかもしれない。
(3)シャーマン顔
シャーマン部隊の隊員はみんな同じ顔をしている。
だあよく見ると大分違う。
どう違うかは、別記事(その5)で述べる。
(4)シャーマン爪
シャーマン爪はナイフのようになったり、矢のように飛んでいく。
飛んでいく矢のタイプには三種類ある。
①V字タイプ
青白く発光しV字型で飛ぶタイプ。
ドルトンの胸の鎧を貫いており貫徹力がありそう。
②ブレードタイプ
平たい板のような形になって飛んでいくタイプ。
離れた場所に居た中型恐竜(シーフロィシス)を倒しているため、射程は長いようだ。ただし、剣で叩き落とされる描写が多くスピードは遅いかもしれない。
③火炎タイプ
白い炎となって敵を襲うタイプ
最も強力そうだが、作中、敵に当たってはないため、実際の破壊力は不明。
(5)シャーマンブレスレット
ブレスレットの中に通信機が内臓されている。
(6)シャーマンスーツ
シャーマン部隊の制服であり、彼女達の魅力を引き出す装備である。
小説版だとアラブの踊り子みたいな服装で、その服装だとここまで支持されなかったかもしれない。
キャラクターデザインを担当した平山智氏が「シャーマン部隊(のコスチューム)はプロディーサーの加藤俊三氏が「(スペース)コブラ」の資料を持ってきて、露出度が多いもをという注文にそいました」(※)と述べている。
平山氏が参考にした「スペースコブラ」のキャラクターは「シドの死刑執行人」か「カジノのバニーガール」だと思われる。
※:出典 マイアニメ84年7月号の付録「ゴッドマジンガー設定資料集」
(7)シャーマン剣
シャーマン部隊の主力武器である。
爪攻撃と剣の連携攻撃はかなり有効そうだが、うまく行った試しはない。
この剣で倒した敵は西の砦に住む一般市民ぐらいだ。
(8)シャーマン美脚
健康的で美しい脚だ。
彼女達はこの脚で驚異的なジャンプ力を発揮する。
(9)シャーマンくない
シャーマン部隊の武器だが、第3話にしか登場しない。
このくないでゴッドマジンガーの石像を破壊しようとした。
(10)シャーマン変身能力
シャーマンはの動物へ変身する能力がある。
変身できる動物は少なくとも3種類ある。
①大イグアナ
大イグアナに変化して茂みに潜んで偵察する。
②大カラス
大きなカラスに変化する。西の砦付近の偵察を行う。
③巨大ムカデ
3人のシャーマンが合体して変化する。
巨大だが弱い。
おわり