みかすの日記

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シャーマン離宮 その1 ゴッドマジンガーとは

今更ですが、80年代のロボットアニメ『ゴッドマジンガー』とその作品に出てくる敵の女戦闘員部隊である『シャーマン部隊』について、いろいろ調べてみました。

ここで調べた内容を報告したいと思います。

ちなみに、すでにシャーマン部隊を扱ったサイトがあります。

 

<シャーマンを取り扱ったサイト>

 『Shaman*Palace』様

 『女ザコ・敵女・悪女情報wiki』様

 『ピクシブ百科事典』様

いずれもシャーマン部隊を詳しく取り上げていますが、ここでは少し違った視点でも調べてみました。

 

ちなみにこのブログタイトルである『シャーマン離宮』は、HP『Shaman*Palace(シャーマン宮殿)』様に対する敬意と、ゴッドマジンガーの第8話の舞台である『夏の離宮』にちなんで名づけました。

 

まずは、『ゴッドマジンガー』の物語について、振り返ってみます。
物語に興味が無い読者は次の記事(その2)に進んでください。

 

<目次>

1.ゴッドマジンガーとは
(1)あらすじ   
(2)ゴッドマジンガーの登場人物
(2-1)ムー王国側
(2-2)ドラゴニア王国側
(3)登場拠点
(4)登場アイテム
(5)放送リスト

 

 

 

1.ゴッドマジンガーとは

ゴッドマジンガーはどんな物語か説明します。ネタバレ有りです。

主人公ロボットのゴッドマジンガー

 

(1)あらすじ   

古代ムー大陸(※)ではドラゴニア王国がムー王国に対し侵略戦争を起こしていた。

ドラゴニアのドラド王は絶滅した恐竜を蘇らせ武器として使用していた。
ドラゴニアの軍隊はムーの軍隊を圧倒しており、その最前線はムー宮殿の近くまで迫っていた。
ムー王国の若き女王アイラはドラゴニアに対抗するため、現代の少年である火野ヤマトを召喚する。
召喚された火野ヤマトはムーの神殿にある巨神像「ゴッドマジンガー」を操縦してドラゴニアに立ち向かった。

なお、ドラド王の目的はムー王国に隠されている秘宝「光宿りしもの」の獲得であった。
「光宿りしもの」には世界征服が出来るパワーが秘めていると言われていた。
世界征服の野望を燃やすドラド王とドラゴニア王国。それを阻止したいアイラ率いるムー王国。
「光宿りしもの」の争奪戦が23話に渡り繰り広げられる。

(※)劇中では物語が「古代ムー大陸」であるとは明確には言及していない。
   7話でカオルが「伝説のムー」というセリフがある。

 

(2)ゴッドマジンガーの登場人物

(2-1)ムー王国側

 

①火野ヤマト Hino Yamato

 

この物語の主人公。15歳の高校生の少年。
ゴッドマジンガーを操縦できる唯一の人間である。
そのため、現代(1984年ぐらい)から古代ムー王国に召喚される。

現代ではラグビー少年だったが、古代ムーでは四剣士並みに剣が強くなる。

 

②アイラ・ムー  Aira Mu

ムー王国の女王。15歳。
ムー王国の国王だった父と母をドラドのよって暗殺されたため、若くして女王に即位する。
彼女が三日三晩かかって祈りを続けた結果、ヤマトを現代から呼び寄せることが出来た。

 

ゴッドマジンガー   Godmazinger    

ムーの守り神。
元々は古代ムー人の建造した神殿に立つ巨大石像であった。

ヤマトが乗り込む(一体化する)ことにより戦闘ロボットになる。
戦いが終われば神殿の石像に戻るが、石像状態のゴッドマジンガーを破壊しようとする輩が現れたので第7話以降は神殿から姿を消す。
アイラやヤマトが危機に落ちると、突然現れて危機から救う。
ゴッドマジンガー自身も意志を持っているが、ヤマトが乗り込まないと動くことが出来ない。
ただ、第12話以降はヤマトが居なくても多少は動けるようになる。

 

④マドマ  Madoma

マドマ

アイラに仕える侍女。
アイラが最も心を許す少女。
常にアイラの傍に居て、危険な場所にもアイラに付いていく。
血みどろの戦いのドラマであるが、そのおっとりとした口調が視聴者を和ませた。

 

⑤ムラジ   Muraji

ムラジ

アイラを支える老師。
先代の王の時代からムー王家に仕える。
「光宿りしもの」にかかわる伝承に詳しい。
第16話で「光宿りしもの」の在りかを示す円盤を奪いに単身ドラゴニアに潜入するが、エルドに殺されてしまう。

⑥火野カオル    Hino Kaoru

火野カオル

ヤマトの妹。マドマより少し大きい。
キャラクター設定では13歳となっているが、もう少し幼く見える。
ヤマトが大けがをした際に、ヤマトへの輸血のためゴッドマジンガーの神秘な力によって現代から召喚される(第7話)。
好奇心が旺盛で敵の基地だろうが兄に付いていく。それが災いしてシャーマンに誘拐されたり、大ムカデに捕らえられたりと、彼女も危険な目に合っていた。
第15話でゴッドマジンガーの神秘の力により、無事に現代へ帰る。

 

⑦ギロン  Giron

ムー四剣士の一人。
四剣士のリーダー的存在。
仲間との協調性を大事にしており、ヤマトに対しては当初から好意的に接していた。前線の指揮を執るだけでなく、ドラゴニア要撃の作戦等も立案する。

 

ゾルバ  Zorba

ムー四剣士の一人。四剣士のサブリーダー的存在。
いつも冷静で冷めた態度をとっているが、煽られると簡単に反応する。
第4話でヤマトやギロン達がラグビーを興じている姿を冷めた目で見ていたが、ギロンとヤマトに煽られると先頭に立ってラグビーに参加した。
当初、ヤマトに反感を持つが、ラグビー(4話)を楽しんでからは友好的になる。

 

⑨デリア  Deria

ムー四剣士の一人。
大食漢で酒大好き。
力持ちでシャーマンを持ち上げで投げ飛ばすのが得意(第3話、第15話)。

デリアとシャーマン

ノロー Noro

ノロ

ムー四剣士の一人。のんびり屋で弱そうに見えるが結構強い。
四剣士の中で唯一シャーマンを殺していない。
ドラゴニアの攻撃で崩壊していくムーの神殿の中で、自らの命と引き換えに円盤の片割れを確保する。

 

⑪ドルトン隊長  Commander Dalton    

ドルトン隊長

ムーの宮殿の守備隊長
四剣士の上官。
アイラの侍女に化けたシャーマンと戦って相打ちして果てる(第1話)。

 

(2-2)ドラゴニア王国側

①ドラド王 King Dorado    

ドラド王

ドラゴニア王国の王。
ムー王国に隠されている「光宿りしもの」を手に入れて世界征服を目論んでいる。
古代ドラゴニア人が残した機械を操り、魔術で恐竜を蘇らせる。
ただ、病に侵されており余命いくばくもない。
第21話で巨大化しゴッドマジンガーと対決するが腹を斬られて溶けるように死んだ。


②エルド王子  Prince Eld

エルド王

ドラドの息子。
ドラドを追い落として自らが王になることを目論んでいる。
常に他人を見下しており。ブラーを嘲笑し、ヨナメ達を「鼠」と呼んで蔑んでいた。
第6話で偶然アイラに出会い一目ぼれする。第11話で一目ぼれした人物がムーの女王アイラだと知る。それ以降、アイラを自分の妃にすることを目論む。

 

 ③魔導士ヨミト Mage Yomito

魔導士ヨミト

エルドの参謀。
参謀としてエルドに助言を与えるとともに、対ゴッドマジンガー用の戦闘ロボット「ライガー」の建造を指揮する。
第20話でのドラドの話からすると、もともとドラドの命令によりエルドを監視する役目を追っていたようだ。


ライガー  Liger

ライガー

ヨミトが開発した戦闘ロボット。
エルドが操縦して戦う。
ゴッドマジンガーよりパワーもスピードも優れている。そして、空も飛べる。
武器は剣だけでなく光線銃も内臓している。

ゴッドマジンガーライガー


⑤ブラー Bura    

ブラー

恐竜軍団(恐竜騎兵団)の団長。
自ら恐竜に乗り込んで、ムー王国を襲う。
この男もエルドの同様にドラド王を追い落としてドラゴニアの王になることを目論んでいる。
ヨナメに対しては彼女を女王にすることを条件に同盟を組もうとするが、結局、ヨナメには裏切られる。
ゴッドマジンガーと戦闘中にヨナメによって殺される(第10話)


⑥恐竜  dinosaur 

恐竜

絶滅した恐竜を魔術でよみがえらせている。
しかも、ただ蘇らせているだけではなくサイボーグ化されている。
咬みつきと体当たりが主な攻撃方法であるが、火を吐く個体もいる。
しかし、ゴッドマジンガーにはまったく歯が立たない。
ゴッドマジンガーが窮地になることは殆ど無かった。


⑦ヨナメ  Yoname

ヨナメ

シャーマン部隊の隊長。
シャーマン部隊を指揮し、ムーの神殿に侵入したり、アイラの誘拐したり、西の砦を占領したりするが、いつも詰めが甘いので最終な目的を達成できない。

当初はドラドからの寵愛を受けていたようだが、終盤では「光宿りしもの」の在りかを示す円盤の奪還が出来ないために叱責されてばかりいた。
ただ、20話で自らの命と引き換えに円盤の奪還に成功する。

ヨナメの最期

⑧シャーマン部隊

シャーマン部隊

ドラゴニアの女戦士。
このブログの記事の主人公。
彼女達が居なければ「ゴッドマジンガー」が長きに渡り語り告げられることは無かったと思う。
彼女達の活躍は後程の記事以降に書きます。

 

(3)登場拠点

物語に登場する建物や地名などを紹介します。

①ムーの宮殿

ムーの宮殿

物語の前半にアイラ達が拠点とする宮殿。
ここの地下にゴッドマジンガーの石像がある宮殿がある。
13話でドラゴニアに占領される。

 

②ムー宮殿の神殿 

ムー宮殿の神殿


ゴッドマジンガーが祀られていた神殿。

③西の砦

西の砦

ムー王国に残る神殿の一つ。
火山に頂上に建つ古い宮殿跡を神殿として利用している。
神殿の麓には門前町が広がっている。6話と15話に登場する。

 

④東の太陽の門 地暗き所

東の太陽の門

ムーにある古い神殿。
洞窟のような場所に作られている。
カオルがヤマトへの輸血のために召喚された場所。
第7話でゴッドマジンガーがムーの神殿から姿を消して、ここに隠れるようになる。
ただ、その後のストーリーでゴッドマジンガーの隠れ場所が語られることは無い。

 

離宮

夏の離宮

「夏の離宮」とも呼ばれている(次回予告と前回のあらすじの語りでは「夏の離宮」と呼ばれたが劇中の会話では単に「離宮」と呼んでいる)。
アイラの父と母は離宮で暗殺された。
ムラジが離宮に「光宿りしもの」の手がかりがありそうだと言ったためアイラ達が探索に出向くが、結局、手がかりは見つからず、そればかりかドラゴニアの襲撃に合う。
ムーの宮殿からすると北にあり、比較的(『西の砦』よりは?)近くにあるらしい。

 

⑥古い地下神殿

古い地下神殿

第15話でアイラ達が「西の砦」から転送された場所。
ここに「光宿りしもの」の在りかを示す「円盤」をハメ込める装置がある。
この装置に本物の円盤をハメ込むと「光宿りしもの」の在りかを教えてくれる。

円盤をハメ込む装置

⑦カムール島

カムール島

エルドの秘密基地がある小島。
エルドが秘密裏に基地化した島であるが場所はムーの領海にあると思われる。
ライガー」はここで建造されていた。
第20話でドラドの手によって秘密基地は破壊される。

 

⑧奇岩島

奇岩島

カムール島からさらに沖にある小島。

古い地下神殿の装置は奇岩島と連動しており、装置を起動することによって「光宿りしもの」を隠すピラミッドが浮上する。

光宿りし物の隠されていたピラミッド

 

(4)登場アイテム

①「光宿りしもの」を在りかを示す円盤

円盤

石製の円盤。
12話でこの円盤に「光宿りしもの」の在りかが記録していることが判明する。
そのため、第12話以降はこの「円盤」が争奪戦の対象となった。

円盤は二つに分割されており、一つはムーの神殿の前にある噴水に、もう一つは神殿の壁の中に隠されていた。
噴水の円盤はエルドに奪われる(第12話)。
壁の円盤はノローが命と引き換えに奪取し、アイラの手のもとに残る(第13話)。
ただ、アイラが持っていた円盤もドラドに奪われ(第20話)、さらにエルドの手に落ちてしまう(第21話)。


②光宿りしもの

光宿りしもの

古代ムー人の作った謎の秘宝。
ドラドが持っている「魔法の鏡」が言うには「光宿りしものを支配する者。神となり未来永劫に万物の長に立つなり」と言っていた。
「光宿りしもの」は奇岩島の海底にあるピラミッドに隠されていた。
物語上の描写では「黄金の腕輪」のようであった。

その腕輪は特定の人間にしか身に付けられない。エルドは腕にはめてみたが、拒絶反応を起こして外してしまう。

エルドと光宿りしもの

しかし、ヤマトが身に着けるとヤマトは巨大化し、ゴッドマジンガーと一体化する。
するとゴッドマジンガーがパワーアップし、ライガーを圧倒するようになる。

結果から見ると、「光宿りしもの」はゴッドマジンガーのパワーアップキットでドラドやエルドの手に渡っても「未来永劫に万物の長になる力」を得ることは出来なかったようだ。



(5)放送リスト
ゴッドマジンガー全23話までのストーリーを簡単に説明します。
 

第1話 蘇りし伝説の巨神 

ドラゴニアの進軍に対抗するため、アイラは神殿で祈り続けてヤマトが現代から召喚する。ヤマトは神殿の巨神像であるゴッドマジンガーに乗り込んでドラゴニアと戦いはじめる。

 

 第2話 選ばれし者の定め

ヤマトは現代に帰りたいと思い始める。
しかし、マドマに泣きつかれてムーの為に戦う事を決意する。

 

 第3話 光宿りしものの謎

シャーマン部隊がムーの神殿に侵入しゴッドマジンガーを爆破しようとする。
しかし、ヤマトや四剣士に阻まれて失敗する。
アイラはドラゴニアの侵略目的がムーの秘宝である「光宿りしもの」の強奪であることが明かされる。

 

 第4話 マジンガーの秘密

エルドがムーの宮殿に侵入し、ゴッドマジンガーを操縦できる人間がヤマトだけだと知る。

 

 第5話 エルド王子の奇襲

エルドがヤマトがゴッドマジンガーに乗り込む前に抹殺する作戦を立てるが失敗する。
エルドはヤマトと一対一の勝負を挑む。戦いの結果ヤマトが大怪我を負う。

 

第6話 アイラを救え

「西の砦」に「光宿りしもの」が有りそうだったとムラジが言ったので、アイラとマドマだけで西の砦に探索しに行く。
「西の砦」の付近の森でエルドとアイラと出会う。お互いの素性を知らないまま、エルドはアイラに一目惚れする。
「西の砦」に敵が現れたうえに火山が噴火してしまうがゴッドマジンガーが止める。
この戦いで前回負ったヤマトの怪我が悪化してしまう。

 

第7話 消えたマジンガー

前回からの怪我の影響でヤマトに輸血が必要となった。
輸血のため現代からヤマトの妹カオルを召喚する。
そんななか、コッドマジンガーが神殿から居なくなる。
輸血で復活したヤマトはゴッドマジンガーが「東の太陽の門 地暗き所」に移ったと察知する。
ヤマトはゴッドマジンガーを探しに「東の太陽の門 地暗き所」に行くが、シャーマン部隊の襲撃に合う。

 

第8話 急げ!戦士ヤマト

アイラ達が「離宮」に「光宿りしもの」を探しに出かける。
ドラゴニアはアイラ達が居る「離宮」を襲撃する。
ヤマトは怪我を癒すため宮殿で待機していたが、アイラ達の危機を知り「離宮」に急行する。
途中、シャーマン部隊の襲撃にあうが、何とか撃退しアイラを救う。
なお、この回でブラーはクーデターを画策し、ヨナメを誘う。

 

第9話 恐竜工場発見

ドラゴニアの恐竜工場にヤマトとノローが潜入する。
ヤマト達はエルドの反撃を受けるが恐竜工場を破壊する。
この回で、ブラーは監視カメラでドラドを監視していたが、それによってドラドの余命が3か月だと知る。そんなブラーを監視していたシャーマンによって、ドラドの余命はヨナメに報告される

 

第10話 恐るべき秘密

ヤマト達は恐竜工場の跡地を調査していると、ドラゴニア城に通じる秘密通路を発見する。
ヤマト達は秘密通路を通りドラゴニア兵に変装してドラゴニア城に潜入する。
ヤマトはそこで「光宿りしもの」をドラドが手に入れると、古代ムーだけではなく現代にも悪い影響があると知ってしまう。
この回でブラーはゴッドマジンガーと戦闘中にヨナメにより殺害される。

 

第11話 とらわれたアイラ

シャーマンがムーの街を散歩していたカオルを誘拐する。
ヨナメはカオルに変身してムーの宮殿に侵入。そして、アイラを誘拐する。
アイラ誘拐後、カオルは解放されたが、それによりアイラが誘拐された事が判明する。
エルドはドラゴニア城で囚われたアイラとすれ違うが、それにより第6話で出会った女性がムーの女王アイラだと認識する。そして、アイラこと己の妃に相応しいと思い込む。
ヤマトと四剣士とゴッドマジンガーでアイラを救出する。

 

第12話 奪われた手がかり

ヤマトがムーの古代文字が読めるようになり、ムーの古文章から「光宿りしもの」の隠し場所が石の円盤に記されている事を知る。
円盤の半分がムーの神殿の噴水に隠されていたが、早々、エルドが持ちさられる。

 

第13話 危うしマジンガー

エルドは円盤を独り占めしたため、ドラドの怒りを買って牢屋に閉じ込められる。
業を煮やしたドラドはドラゴニア城を浮上させてムーを総攻撃する。
ノローは自らの命と引き換えに円盤を確保する。
ゴッドマジンガーは崩れた神殿の下敷きになる。

 

第14話 光宿りしものの謎

ヤマトとアイラとカオルは、ゴッドマジンガーの様子を見に、ドラゴニアに占領されたムーの神殿に潜入する。するとゴッドマジンガーの不思議な力により、ドラドが「光宿りしもの」を手にした場合の幻影を見る。改めてヤマトは闘う決意を固める。

 

第15話  さすらうムーの民

ムー宮殿をドラゴニアニ占領された後、アイラとムーの民は「西の砦」に向かう。
アイラ達が「西の砦」へ向かうことを悟ったヨナメは、アイラ達に先回りして「西の砦」を占領する。
シャーマン部隊が「西の砦」を占領していることを察知したヤマトは、密かに「西の砦」に潜入しシャーマン部隊に奇襲をかける。
この回でカオルが現代に帰される。
アイラ達はゴッドマジンガーの不思議な力で古い地下神殿に転送される。

 

第16話  ムラジの最期

ドラゴニアではエルドに対する拷問が続けられていた。
一方、アイラ達は古い地下神殿で円盤が収まりそうな窪みを見つける。
偽物の円盤を作って窪みに収ねてみると謎の装置が起動するが途中で止まる。
そんなアイラ達の苦労を見ていたムラジは密かに思い立ち、単身でエルドが持ち去った円盤を奪いに行く。しかし、エルドに騙し討ちされて斬られてしまう。
ムラジは死に際にエルドから得た情報をヤマトに伝える。それは、円盤の片割れはエルドが隠し持っており、まだドラドに渡っていないとの事であった。

 

第17話  エルドの秘密工場

アイラ達は精巧な偽物の円盤を作って装置に読み込ませると奇怪な岩の島が壁に写された。
そんななか、ムーの沖合にあるカムール島にエルドの秘密基地があることが判明する。ヤマト達はエルドが持っている円盤を奪いにカムール島に向かう。
カムール島でエルドには逃げられたが、エルドの秘密基地を破壊した。
ヤマト達は「カムール島」の沖に、奇妙な岩の島「奇岩島」を発見する。

 

第18話  驚異の海底空間 

ヤマト達が「奇岩島」に渡ると、島中にムーの紋章が刻まれていた。そのことから、この島が古代ムー人と関わりがある島であると判明する。
特に地下の湖の底にはゴッドマジンガーすら近づけないほどの防御システムが働いており、「光宿りしもの」が隠されている可能性が高いと思われた。

第19話  決死の湖底探査

前回の探索で奇岩島の湖底に「光宿りしもの」が隠されている可能性が高かった。そこでヤマトはゴッドマジンガーに乗って湖底へ探索に行く。しかし、湖底には頑丈な扉がありゴッドマジンガーの力でも開けることが出来なかった。
ヤマトは湖底から地上に戻ってきたが、疲労困憊のため気絶してしまう。
アイラ達はヤマトを休ませるため古い地下神殿に帰ろうとするが、シャーマン部隊に襲撃される。しかし、窮地のところでゴッドマジンガーが出現しシャーマン部隊を蹴散らす。

 

第20話  ドラドの怒り

アイラ達は古い地下神殿で反抗の準備を整えていることをシャーマン部隊が発見する。
ヨナメはアイラが持つ円盤を奪うためアイラ達を襲撃する。
ドラゴニア城とシャーマン部隊の襲撃により、アイラが隠し持っていた円盤の片割れはドラドに奪わてしまう。
この戦いでヨナメは死にシャーマン部隊全滅する。

 

第21話  ヤマト対ドラド!

ヤマトはドラゴニア城に侵入しドラドの持っている円盤を取り返しに行く。
しかしヤマトはドラドに捕らえられてしまう。
ゴッドマジンガーが助けに来て、ドラゴニア城を破壊。そしてゴッドマジンガーと巨大化したドラドが対決する。その戦いでドラドを倒す事が出来たが、円盤の片割れはエルドに奪われてしまう。
 
第22話  ヤマトが死んだ!?

エルドの戦闘ロボット「ライガー」が登場。ゴッドマジンガーと対決するがゴッドマジンガーは倒される。
エルドがアイラに対し妃になることを要求するが、アイラは拒絶する。
倒れたはずのゴッドマジンガーが復活し、ライガーと再度対決するが、また倒される。

 

第23話  ヤマト対エルド

エルドが「光宿りしもの」を手に入れるが、何もおこらない。
エルドとアイラの婚礼の儀式の最中にヤマトと三剣士が乱入する。
「光宿りしもの」はヤマトの手に渡るとゴッドマジンガーがパワーアップした。
ふたたび、ライガーと対決するが今度はゴッドマジンガーが勝つ。

 

 

おわり